たすけての四文字

たすけての四文字が送れない。

明日の朝は早いから、眠気覚ましに珈琲を買っていこうかな。そういう思考と並列して、たすけての四文字が頭をよぎる。でもこうも思う。他人にゆだねて、なにになる?

私はなんでも自分が背負うことで解決しようとする節があるらしい。言われてはじめて意識したがたしかにそうだ。自分だけじゃどうにもならないことがあると気づいてしまうのがおそろしい。

でも本当に、本質的には、なにもかも自分のせいだとも思う。愛し方もろくにわからないから、人のできないところだけを愛してしまった。私は間違いばかりだ。できるところもちゃんと愛してあげたかった。愛とは「守る」ことだと主張してきたが、自分だけの一人歩きだった。

最近は、色んなものに目移りしている。こうしていると時間を稼げるから良い。絵を描いたり、仕事をしたり、夜中に歌を歌ったり、毎日目まぐるしい。私はせっかちで、いつも生き急いでしまうから、このくらいがちょうど良い。